Spark Plug


ABOUT PRODUCT

1.スパークプラグの役割
スパークプラグは、車のエンジンの心臓部です。

ガソリンエンジンは、燃料と空気を圧縮した混合気とガソリンを圧縮し、それを点火して爆発させ、出力を得ます。

スパークプラグは、この混合気に着火するための部品です。

バッテリーからの電力が点火コイルにチャージされ、スパークプラグの電極間で高電圧のスパークとして放出されることにより、燃料と空気の混合気が着火されます。

つまり、エンジンはスパークプラグがなければ動きません。スパークプラグはエンジンの性能全体に影響を与える重要な部品です。

 

2.着火のプロセス:(i)スパーク

点火コイルで発生させた高電圧を中心電極と接地電極に印加すると、電極間の絶縁状態が崩壊して放電します。これが電気的なスパークになります。このスパークによるエネルギーで、空気と燃料を圧縮した混合気に着火します。

これは非常に短時間(1000分の1秒)で起こるプロセスです。

強力なスパークを正確なタイミングで発生させ、空気と燃料の混合気に着火することが、プラグの役割です。

 
2.着火のプロセス:(ii)着火

スパークが発生する空間(スパークギャップ)には、燃料の分子があります。これがスパークによって活性化し、化学反応により火炎核を生じます。この反応は、スパークギャップから拡散します。

発熱よりも冷却効果が大きい場合には、着火が失敗します。スパークギャップが広いほうが火炎核が大きくなり、冷却効果が小さくなるため、着火性能が強力になります。

しかし広すぎると、必要な放電電圧が点火コイルの性能を超え、着火の失敗につながります。

 

3.提供しているスパークプラグのタイプ

 

  • イリジウムスパークプラグ

イリジウムパワー

イリジウムレーシング

イリジウムタフ

  • TTスパークプラグ

ニッケルTT プラチナTT イリジウムTT

 


GENUINE VS COUNTERFEIT

純正品と偽造品

 

1.外観の比較

 

 

2.細部の比較

 

3.偽造スパークプラグにより発生する問題

問題1: 燃費の低下

飛火が一定ではなく、不完全燃焼が発生します。完全に燃焼しなかった燃料は黒い堆積物になって、スパークプラグに付着します。最終的には燃費の低下や、エンジンの始動不良につながります。

問題2: 上り坂や高速道路でのエンジン出力の低下

 

中心電極に銅芯がない場合、放熱性能が低く、過早着火が発生します。その結果、高速道路や上り坂の走行時にエンジン出力が低下します。

問題3: プラグの溶融

加熱したプラグを使用し続けると電極が損傷します。

 
4.出力低下とプラグ溶融が発生する理由
DENSOのプラグでは銅芯を使用

放熱が速い

銅は熱伝導性に優れた金属です。中心電極からの放熱を迅速に行い、溶融を防ぎます。

 

偽造品
偽造プラグでは鉄のみを使用

放熱が遅い

中心電極に銅芯がないので、放熱性能が低くなります。長時間使用すると、過熱により電力損失が発生し、さらに発熱します。

その結果、接地電極が溶融し、最終的にエンジンに深刻な損傷を与えます。


CAUTION

注意

 

 このウェブサイトを必ずお読みください

いかなる場合でも、DENSOは、以下の事象に起因するいかなる損失、費用、損害に対しても責任を負わないものとします。

- このカタログおよびウェブサイトに記載されている警告または注意事項を遵守しなかった場合、

- このカタログおよびウェブサイトに記載されている用途以外に使用した場合、および

- DENSOスパークプラグに起因しない不具合。

※「スパークプラグ」とは、イリジウムパワー、イリジウムTT、イリジウム

     レーシング、イリジウムプラス、イリジウムタフ、イリジウムロングライフ、ダブルプラチナ、U溝接地電極、レジスター、標準、ニッケルTT、

     プラチナTT、ツートップスなど、あらゆるタイプのDENSOスパークプラグを指します。

 

 警告(禁止される使い方)

● 飛行機、ヘリコプター、グライダー、ドローンなどの航空機のエンジンにはDENSOスパークプラグを使用しないでください。販売されているDENSOのスパークプラグは、航空機用に設計および製造されたものではありません。使用すると、エンジンの故障による飛行機の墜落事故などの事故につながる可能性があります。

● このカタログに記載されているDENSOスパークプラグを、発電機およびガスヒートポンプ式の空調システムのエンジンに使用しないでください。当社が販売するDENSOスパークプラグは、前述のような用途向けに設計および製造されていないため、そのような使い方をすると発電停止や発熱停止などの事故が発生する可能性があります。

    発電機(ガスエンジン)用に特別に設計されたDENSOスパークプラグのカタログを別途ご用意しております。詳細については、DENSOの担当者にお問い合わせください。

● ガスバーナーの点火用にDENSOの点火プラグを使用しないでください。当社が販売するDENSOスパークプラグは、前述のような用途向けに設計および製造されていないため、そのような使い方をすると点火不良または過熱による機器の損傷を引き起こす可能性があります。

 

 警告

● プラグの交換または調整を行う前に、エンジンを切り、バッテリーの接続を外してください。この警告に従わない場合、火災、感電、身体的傷害を引き起こす可能性があります。


 

 スパークプラグ取り扱い上の注意

● 詳しい設置手順については、車両メーカーの修理マニュアルを必ず参照してください。

● パッケージ、カタログ、およびウェブサイトに記載された指示と注意事項を熟読してください。

● スパークプラグは落下させないでください。落下により、スパークプラグの内部が割れたり、電極間のギャップが狭くなったりすることで、正しく機能しなくなる場合があります。

● スパークプラグのギャップ調整が必要な場合は、適切な工具を使用して接地ストラップの背面から曲げます。中心電極をてこの支点として力ずくでギャップ調整することはお止めください。中心電極に損傷を与えないように注意しながらギャップを確認してください。特定の推奨設定がない限り、車両メーカー指定の値にギャップを調整してください。


 

 車両の改造とチューニングに関する注意事項

● DENSOは、機械的または電子的に改造されたエンジンまたは車両に起因するあらゆる不具合について一切責任を負いません。

● エンジン改造に必要となる仕様の確認は、ユーザーが自らの判断と責任で行うべき事です。確認すべき仕様には、火花ギャップ、熱範囲、リーチ、突出し、バルブやピストンとのクリアランスなどが含まれますが、これらに限定されません。


 

 カタログとウェブサイトに記載された注意事項

● 他社製スパークプラグが記載されたクロスリファレンスと製品表に関する注意事項

    ◆ 参考用としてのみ利用すること。プラグがクロスリファレンスを用いて指定されている場合、車両に取り付けられたときのスパークプラグの性能は保証されません。DENSO推奨プラグについては、必ず用途のセクションを確認してください。

    ◆ スパークプラグの仕様(構造、材料など)は、メーカーごとに異なります。

    ◆ 車両適用表から適切なタイプのスパークプラグを選択してください。  表に記載がない場合は、DENSOの代理店にお問い合わせください。

● カタログおよびウェブサイトのコンテンツは定期的に更新されますが、新しい車両への適用情報や、OEの入れ替わりなど、日々変化し続ける変更内容を反映できる訳ではありません。掲載されている情報に何か問題がある場合は、DENSOの代理店にお問い合わせください。

● 消費税および取付料金は製品価格には含まれていません。

● 本カタログおよびウェブサイトに記載された一部のスパークプラグは、参考用として記載されているメーカーの純正部品ですので、直接販売することはできません。詳しくは、DENSOの代理店にお問い合わせください。

● 製品の外観と仕様は、予告なしに変更される場合があります。

● カタログおよびウェブサイトに掲載されているスパークプラグの画像は概念図であり、実際の製品とは異なる場合があります。

 


TROUBLESHOOTING

基本的なトラブルシューティング
状態 通常時 カーボン付着 オイル付着
外観

無鉛ガソリンを使用している場合、碍子脚部は一般に白または灰色になります。電極の消耗はわずかです。

有鉛ガソリンを使用している場合、碍子脚部は薄い茶色になります。

碍子脚部と電極部が乾いたカーボンで覆われます。 碍子脚部と電極部がオイルやガソリンで覆われ、黒光りします。
エンジン 始動時、運転時(高速走行時と低速走行時)ともエンジンは良好な状態です。 エンジンの始動が悪くなり、低速走行時に点火不良が見られます。対処しないと、エンジンが頻繁に停止したり、加速が悪くなったりする恐れがあります(スパークプラグが原因となるエンジントラブルのうちおよそ90%が、カーボンやオイルの付着によるものです)。
原因  
  1. 不適切な熱価
  2. 長時間のアイドリング、エンジン冷間走行
  3. 燃料と空気の混合比が濃すぎる
  4. フィルターの目詰まり
  5. 点火時期の遅れ
  1. ピストンリング、バルブガイド、シリンダ壁の摩耗による燃焼室へのオイル漏れ
  2. 燃料と空気の混合比が濃すぎる
対処方法  

1、2: 熱価が1つ低いスパークプラグを使用するか、エンジンのアイドリングを調整します。

3~5: 完全な再調整とチューンアップを実施します。

  1. 新しいエンジンまたはオーバーホール直後のエンジンでは、オイルフロー制御が通常の状態になるまで、スパークプラグが濡れることがあります。このような場合には、プラグをきれいにして再び取り付ければ問題ありません。その他の場合には、基本的にエンジンを完全にオーバーホールする必要があります。
  2. キャブレターを調整します。

 

状態 オーバヒート 過早着火 碍子の破損
外観

碍子脚部が焼け、熱で漂白されたように白くなります。

電極も焼け、白または濃い紫色になります。

電極の消耗が早くなります。

電極が溶融します。ひどい場合には、碍子脚部も溶融します。 碍子脚部に垂直の亀裂が生じます。オーバヒートや鉛付着の問題とよく似た外観となります。
エンジン 高速で運転し続けた、長い上り坂を運転した、積載物が非常に重いといった場合に、エンジンの馬力が減少し、速度が低下します。

これはオーバヒートによるものです。

燃焼室内の温度が急激に上昇し、スパークプラグだけでなく、ピストンヘッドも破損します。

高速で運転し続けた、長い上り坂を運転した、積載物が非常に重いといった場合に、エンジンの馬力が減少し、速度が低下します。
原因
  1. プラグの熱価が不適切
  2. 低オクタン価ガソリンの使用
  3. 点火時期が早過ぎる
  4. 冷却の不足
  5. 燃料と空気の混合が不良
  1. プラグの熱価が不適切
  2. 低オクタン価ガソリンの使用
  3. 点火時期が早過ぎる
  4. 冷却の不足
  5. 燃料と空気の混合が不良
  1. プラグの熱価が不適切
  2. 点火時期が早過ぎる
  3. 冷却の不足
  4. 燃料と空気の混合が不良
対処方法
  1. 熱価の高いスパークプラグを使用します。
  2. 高オクタン価ガソリンを使用します。
  3. 点火時期を調整します。
  4. 冷却システムを確認します。
  5. キャブレターを調整します。
  1. 熱価の高いスパークプラグを使用します。
  2. 高オクタン価ガソリンを使用します。
  3. 点火時期を調整します。
  4. 冷却システムを確認します。
  5. キャブレターを調整します。
  1. 熱価の高いスパークプラグを使用します。
  2. 点火時期を調整します。
  3. 冷却システムを確認します。
  4. キャブレターを調整します。